日に、ベトナム南部ビンズオン省の新都市開発を加速するためにバス事業に参入すると発表した。現地にバス会社を設立して5月末から運行を始めるといい、今後の事業拡大を期待した買いが入っている。
日系企業がベトナムの公共交通機関を運営するのは初めてという。株式市場では「ベトナムでの事業の先行きには不透明感がある。しかし、渋谷など東京都内の再開発案件への期待は高く、今後も株価の支えとなるだろう」(証券ジャパンの大谷正之調査情報部長)との見方があった。
今後の株価の見通しについては「業績も堅調なため底堅く推移するが、25日移動平均(前日時点で円)に近づくと戻り待ちの売りも出やすく上値は重い」(大谷氏)との声が聞かれた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
日本経済新聞2月21日により